体は至福状態
今、私の身体は至福状態である。精神的にはそれほど愉快な状態では無いのだが、身体は気持ちが良いのである。
先ず、性欲を感じることがない。これは肉体の状態の事であって、気持ちとは関係ない。恋心を抱いたりすることは出来るのである。
だが、肉体を性的快楽に浸したいとは思わないのである。そういう意味で性欲を感じることがない。これは身体が至福状態だからである。精神的には渇愛状態なのだが。(笑)
多分だが、今まで性チャクラと呼ばれる第二チャクラを使っていたのが、何らかの理由で腹のマニプラチャクラに移動したからではないのか。だがどうやって移動したのかが分からない。以前、性欲が高ぶって辛かった時に、ウォーキングをして発散させようとしたりとか、絵を描いたりとかしても、無駄だった。薬のせいなのだろうか?
いずれにせよ、この至福状態は大変気持ちの良いものなので、保持したい。
コミュニケーションの難しさ
私は世間話の類いのコミュニケーションが苦手である。これには理由がある。基本的には
「嘘をつきたくない」
という思いがあるせいである。だが、
「ここで本音をぶちまけてしまったら、不味いことになる」
という計算は出来るため、
「ここは黙っているのが吉」
となるのである。また、そもそもの「自分の気持ち」とやらも、感情が平坦化しているため、余り動かないのだ。それに、見知らぬ人で私に話しかけてくる人は、皆どこか病んでいる事が多いのである。まあ現代人は皆病んでいると言ってしまえばそれまでだが、私自身も病んでいるのであって、病身の身に更に病んだ話をされるのは正直キツいのである。医者って凄いんだなー、と感心する。
人と話をするのが嫌いなわけでは無いのだが、世間話では心が動かないのである。
美人はお好き?
父と、
「何故男は女性の見た目を重視するのか?」
について話した。
私が以前読んだ本の事を思いだし、
「前に読んだ本に、美人は性格も良い人が多いけど、不細工は性格も悪いって書いてあったよ」
と言うと、父は笑って
「そりゃあそうさ。美人は子供の頃から回りが色々引き立ててくれたりして、人を疑うことなく素直に育つのさ。不細工は何かあるとひねてしまって、『どうせ私が不細工だからこういう目に合うのね』と、どんどん悪い方へ考えがちになってしまうのさ」
と返してきた。
「じゃあ、男が美女を選びたがるのは一応理にかなっているのね」
「うん。まあ女性は子供を育てたりしなきゃならないから、男には見た目より実利を求めがち。一方男はお調子者だから、『あ、美人だ~うへへ♥️』とか思って結婚相手を決めて、後で後悔したりする。」
「まあ、教養やその他の能力も才能だけど、美人に生まれついたっていうのも一つの才能かもねー」
こんな調子で会話が弾んだのだが、実を言えば私も美女が大好きである。
「美しいものが嫌いな人が居て?」byララァ・スーン
「キャー」という奇声が出せない
子供の頃、近所に清美ちゃんという子がいた。よく一緒に遊んだのだが、ある時お人形さんごっこをして遊ぶことになった。私はお人形さんには興味はなかったのだが、清美ちゃんが好きだったので付き合う事にしたのである。
リカちゃん人形をお姫様に見立てて遊んでいたのだが、そのお姫様は悪党に襲われそうになり、
「キャー!助けて!!」
と奇声を発する事になっていた。清美ちゃんは実に見事に「キャー」という声を出せたのだが、私は出来なかった。どうやっても甲高い「キャー」という声が出ないのである。これは今でもそうである。
別に今はお人形さん遊びをする訳では無いのだから、「キャー」と言えなくても困らないだろう、と思われるだろうか?だが、これは危険な事なのである。例えば夜道で襲われそうになった時などに、大声で悲鳴をあげる事ができれば、誰かが気付いて助けてくれる確率も上がるだろう。
だからといって、今更「キャー」の訓練も出来んしなぁ、等と思うある雨の日であった。