私の生まれ育った地域は明治時代からバテンレース産業があったらしい。雪国なので、雪に閉じ込められる長い冬の間の産業として発展したのだろう。でも、バテンレースってプレート状でのっぺりしているので、実は余り好きじゃないです。

ポーランドのコニャクフ村という所の伝統レース。機械編みなどに押されて衰退していたが、ランジェリーを編んだら大人気となったらしい。 でも、元々レース編みとカトリックの信仰は深い結びつきがあったため、伝統のレース編みで下着を作るなんて！と反発す…

レース糸と言っても、色々な種類がある。私は最近はダルマレース糸を使っている。比較的安価で編みやすい。 初めの頃は色んな糸に目移りしたな～。糸によってはかなり上級者向けというか、編みにくい物もある。 自分にあった糸を探すのが大事だね。

美しい物に感動したり、ロマンを追い求めたりする気持ちを無くしたら、無味乾燥な日常が待っているだけのような気がするのである。だから編んでいる。 しかし、レース編みのエレガンスと、実家の和室のわびさびは、合わないわー。笑

レース編みをしていて思うのは、一本の糸から複雑な図形を生み出すなど、一体誰が考えたのか？という事だ。最初に思い付いた人は凄い。間違えて編んでも、ほどいてやり直せる所が気に入っている。 よく編み間違えるんだ、これが。笑 今編んでいるドイリー。…