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質問者「いつであれ私がオリジナルな何かを見いだしたと思ったとき、それはすでに誰かから告げられたことだったということを後に発見しました」マハルシ「すべてはすでに種子の形で存在しています。それゆえ、新しいものなど何もないのです」 まるっと同意で…
私は昔から本を読むのは好きだった。単純にストーリーに没頭するのが楽しかっただけでなく、新しい言葉を覚えるのが好きだったのだ。けれども、大人になって本を読む機会が減ってからは、しばらくその楽しさを忘れていたと思う。今日は以前も読んだ山田正紀…
インドの聖者、ラマナ・マハルシとの対話集である。何度も読み返しているのだが、ラマナの言葉の中に、「真我を見つけられないのは、貴方が自分を肉体だと思っているからだ」というような言葉が有るのだが、最初はよく分からなかった。何故なら、私は小さい…
外国人の目から見た日本人。あまり誉められてばかりでもむず痒いのだが、何かと萎縮しがちな日本人にとっては、励まされる有難い本。長いこと白人コンプレックスに苛まれてきた日本人だが、日本人は日本人の美徳を磨けば良いのである。海外の心ある人達はき…
レンタルビデオ屋で、ふと『アマデウス』が目に入り、 「懐かしいなー、子供の頃観たな、よし、もう一度観てみるか!」 と、借りて観た。 昔観た時は、とにかくモーツァルトが気の毒で、サリエリは悪い奴だなー、としか思わなかったのだが、今回は違った感想…
岡野玲子の漫画では読んだことはあったが、夢枕獏の原作は読んだことが無かったので、買ってみた。 漫画と同じようにとても読みやすい。晴明や博雅の姿は漫画版の姿で脳内で再現される。(笑) 陰陽師は、登場人物が少ないので、混乱せずにサラッと読めるのが…
大学生の頃読んだ本。ヨーロッパの深層心理にいかに狼が関わってきたか、様々な伝説を元に解説する。 『赤ずきん』、『ジェヴォーダンの獣』、ヨーロッパには数限りない狼にまつわるエピソードがある。本書はそんなエピソードを紹介しながら、ヨーロッパと狼…
久しぶりに『ジャンヌ・ダルク』を観た。初めて観た時は戦闘シーンの生々しさにただ興奮していたが、改めて観ると、史実にかなり忠実に作られた、良くできた映画である。 ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるジャンヌは美しいし、中々情熱的な演技だし、シャルル七…
読むのは二度目である。映画イノセンスの数日前の出来事。とにかく切ない。全てが切ない。 この小説の主人公はバトーだが、漫画版とも、映画版とも、テレビ版とも違うバトーである。 ハードボイルドな骨格にセンチメンタルな筋肉を着けた様なバトーさん。映…
大体以前何かの本で読んで知っていた事が書かれていた。だが、ケントの本は読みやすい。 この本は日本人ではなくアメリカ人が書いたという所に意義が有ると思う。出来れば国際版として、英語で書いたものを海外で出版して欲しい。 どれだけの人が興味を持っ…
久しぶりに、ドラゴンハートを観た。ショーン・コネリーがドラゴンの声をやっているのだが、中々人情味が有って良い。 ドラゴンの造形も愛嬌があって、動きも自然だ。何より、騎士ボーエンとのコミカルなやり取りが面白い。思わず、クスッと笑ったり、ジーン…
小学生の頃、シートン動物記が好きでしたが、今でも好きです。今まで読んできた本、恋愛物からSFから、推理小説、吸血鬼物、純文学、等様々ですが、私の心に未だに強烈な感動を残しているのは、シートンの「狼王ロボ」です。 野生の気高さというものを見事に…
どんどんボキャブラリーが減っている気がするので、国語辞書を読んでいます。まだ「あ」の項目だけど、知らなかった言葉や、間違って覚えていた言葉があるー。 私は子供の頃から本を読むのが好きで、新学期に国語の教科書を貰うと、その日のうちに読破したり…
「クラムボンはかぷかぷわらったよ」 小学生の頃、宮沢賢治の「やまなし」を読んで、このフレーズが頭から離れなかった。 クラムボンとは何かという議論は置いておいて、この「かぷかぷ」、中々出てくる言葉ではないと思う。ずっと「かぷかぷ」「かぷかぷ」…
サビアン占星術というものがある。ホロスコープの360度、1度1度に意味があるのだが、私の場合惑星の度数全てが現実に出た。 見事にサビアンシンボル通りに生かされて来たわけだ。果たして人間に真の主体性など有るのか?と思わされる。 シンボルの良い…