2018-04-10 柴犬とお昼寝 エッセイ 随分昔の事であるが、柴犬を飼っていた。よく、一緒に昼寝をしたものである。 居間で、寝転がる。ちょっと離れた所に奴も寝そべっている。お互いにチラチラと目を合わせる。 「お前、もう寝たか?」 「いや、まだだよ」 「もう寝た?」 「まだ」 そんな風に目で会話する。これを何度も繰り返しているうちに、段々睡魔が襲ってきて、どちらともなく眠りに堕ちるのである。 懐かしいな。