kotsulisのレース編み blog

チクチクレース編みの日々。

子供の頃の性欲と具合の悪さ

私が子供の頃満身創痍だった事は、前にも書いた。当時は
「何故こんなに具合が悪いのだろう?」
と考える事もなく、ただそういうものだと思って、具合の悪さに甘んじていた。

今では、大体の分析が出来る。ひとつは頸椎のズレから来る不調。二つ目は両親の激しい喧嘩が絶えない、劣悪な家庭環境から来る精神的なもの。三つ目は、有り余る性欲から来る不完全燃焼。大まかに言って、この三つが原因であろう。

特に苦しかったのは、性欲である。幼稚園生の頃にオナニーを覚え、気持ちがよいので良くしていた。それだけならどうと言う事は無いのだが、私の場合、いつも性欲の凝りの様なものが下腹部に溜まっていて、解消されないのである。これは苦しいものである。子供心に恥ずかしいので、親にも言えなかった。スポーツや勉強にも励んだが、だからと言って解消されるものでもなかった。

この性欲の塊が溶けない事が、身体と心の不調の原因の一つになったと思う。東洋医学で言えば、気が上手く巡らない状態である。

大人になって、セックスすれば治るかと思われたが、治らなかった。(泣)大体、セックスを介した関係は長続きしなかったのである。悶々とする身体を抱えながら仕事をするのであるが、体調はどんどん悪化した。

とうとう仕事が出来なくなり、鬱になって引きこもった。気持ちはいつも落ち込むかイライラするかどちらかだった。統合失調症と診断され、薬を飲み始める。頸椎のズレを発見し、カイロプラクティックで治した。身体は徐々に楽になっていったが、性欲の凝りによる苦しみは消えなかった。何とか他の事で昇華出来ないかと、筋トレやらウォーキングを始めた。同時にオナニーを禁止する。

色々やった事が効いてきたのか、単に歳をとったからなのか、最近性欲の凝りはなくなってきた。そして、身体がとても楽である。意識が性欲に向かないということは、こんなにも楽なのか、と思う。因みに私は他人の色恋話や、下ネタは平気である。そういう精神的な嫌悪感とかではなく、あくまで身体的な問題である。

ただ、オナニーをやめて、出来るだけエロいものに近付かないようにしていたら、心身共に調子が良くなって来たと思う。しかし、若い男性でムラムラして仕方がないとかいう悩みはよく聞くが、女に生まれたのに性欲で苦しむなんて、なんか損した気分だわー。