菖蒲の群れ
今日は良く晴れたので嬉しくなり、数日ぶりにウォーキングに行くことにした。リュックに紅茶入りの水筒を詰めて出発。道すがら、
「いくら心身の健康の為とはいえ晴れている日は飽きもせずに毎日歩くとは、我ながら偉いぞ」
と自分を励ます。(笑)身体の調子は良いのでスイスイ歩けるのだが、今日は脇道に入ってみた。チラと目の端に鮮やかな紫色が飛び込んできたからである。
近付いてみると菖蒲が小川に沿って群生していた。初夏の日差しを浴びてキラキラと輝いている。花の紫と葉の緑のコントラストが美しい。近くで燕が鳴いている。思うに、向精神薬などを飲むよりもこうした風景の中に身を置いていた方が精神衛生には良いのではないか?美しい風景は言語を越えた至福をくれる。
暫くボーッと菖蒲を眺めて、再び春日山へ向かって歩き出した。