kotsulisのレース編み blog

チクチクレース編みの日々。

エレガントだけど冷淡、ガサツだけど人情家

私は一時期、エレガンスを求めていた。だが、そうすると心は冷ややかになっていくのである。美意識から外れる物事には容赦が無くなる。

その一方で、やはり人間を愛したいという欲求があり、そちらを優先すると、細かいことは気にしなくなり、結果としてガサツになるのである。(笑)

どちらが良いのか悩む。基本的にはガサツな人は嫌いなのだが、それもまあ個性だろう。

エレガントで、かつ心優しい人になるにはどうしたら良いのか?誰か知っていたら教えてほしい。

心の病気?脳の病気?

統合失調症はかつて、分裂症と呼ばれ、心の病気だという誤解が有った。だが今では脳の病気だという事が分かっている。心とか人格の問題では無いのだ。

また、現代においては発症する人も多く、結構身近な病気である。私は最初の頃、時間感覚の喪失、幻聴、思考力の低下などが現れた。生活習慣のせいだと思い、自分で何とかしようと思ったが、無理だった。インヴェカ錠という薬を飲んでいる。

普通に生活している分には問題はない。時々気分の落ち込みがくる位である。

blogを始めて、定期的に文章を書くようになったら、頭がスッキリとし、楽しい。単調な生活なので、余り面白いことは書けないけれども。

嘘と本音

嘘をつかずに生きていけたら、どんなにスッキリするだろう。だが、常に正直に生きるというのは難しい。不細工な人に向かって、不細工だね、とは言いづらいものである。

また、何かやりたいことが有って、自分に正直に取り組んだとしても、様々な理由で断念せざるを得ない事もある。

だが、余りに周りに気を使いすぎて嘘をついていると、仕舞いには病気になってしまう。

自分や他人に嘘をついているうちに、何が本当か分からなくなってしまうのである。

その場の空気を大事にする日本人には多いと思う。

 

心の闇と戦う

自分の中の暴力性、ネガティブな思いは何処から来ていたのかと自問自答する。私の場合、性欲と密接に結び付いている。小学生の頃、保健体育の時間で、女性の身体が妊娠可能であることを知った。私は恐怖感で一杯で、お風呂に入るときに、父の後に入るのは避けたくなった。何故かというと、お風呂のお湯の中に父の精子が溶け込んでいるような気がして、それが自分の体に入り込んで妊娠したらどうしよう、とか思ったのである。今にして思えば、おかしな話である。

思うのだが、愛を教える前に性教育をするのは如何なものか?私は単純にキモチが悪いと思った。だが、性欲は有るのである。子供は汚れ無き天使だと思ったら大間違いなのである。

性欲との戦いはずっと続いた。脊椎の病気が有ったせいもあり、自律神経が不安定だったのか、性エネルギーの塊の様なものが下腹部に常に有り、いつも苦しかった。おまけに家庭内は両親の不和が絶えなかった。このストレスが、精神を蝕んだのである。

しかも兄弟、従兄弟と皆男の子ばかりで、女性らしい情緒は余り育たなかった。(T-T)

性と妊娠を健全な形で結びつけることが出来ず、強い性欲に苛まれながら過ごす日々。

心は晴れなかった。

体の具合も悪かった。

心と体の一致を求めて、ウォーキングなどを始めたが、性欲は消えなかった。

私は常にイライラ、または気分が落ち込んでいたが、それを表に出すまいと我慢していた。

ところがである。歳のせいなのか、精神科の薬のお陰なのか、最近すっかり性欲が無くなった。そしたらどうだろう。こんなに楽なことは無いのである🎵下腹部に有った凝りが嘘のように消え、身体は快適である。性的な妄想に悩まされる事も無くなった。働けなかったので、経済的な事だけが悩みの種だが。

 

 

インターネット万歳

インターネットなどなかった時代は、情報を得る手段は限られていた。本やテレビ、新聞などのメディアと、あとは人づてに聞く位しか無かった。メディアは特定の人間が作った物だし、人間の交遊関係は限られている。後は自分の体験から推し量るしか無い。

インターネットが登場し、blogやSNSなどによって、情報発信者が名も無き個人になり、混乱や誤謬も有るが、得られる情報は多種多様となった。

私はネットで色々な人の意見を見るのが好きである。自分には無かった考えや感情に出会えるからだ。例え悪口を言い合っていたとしても、それはそれで面白い。(笑)

 

なぜ本を読むのか?

個人差は有るとはいえ、人はなぜ本を読むのだろうか?私の場合は、たとえ束の間でも、現実世界とは違った世界を冒険出来るのが楽しいからである。多分皆さんもそうだろう。人によっては、見識や知識を広げたり深めたりするため、という事もあるだろう。

一人の人間が一生の間に出来る事など、限られているのだ。本はその限られた世界から解放してくれる。肉体が脅かされる事も無いから、安心してスリルや大冒険の世界に浸れるのである。

昨今は本業界は不況だという。昔に比べて皆本を読まなくなったというのだ。それだけ現実世界が豊かになって、本以外の娯楽が溢れたという事だろうか?私自身も昔に比べて、本を読まなくなった。だが、最近再び本が読みたいという欲求が高まっている。良い本を読むと、精神に良いのである。