フクロウカフェ
数年前の事である。何かの用事のついでに、友達と都内のとあるフクロウカフェに入った。中に入ると小ぢんまりとしたテーブルと椅子が並び、少し離れたスペースにフクロウが数羽、止まり木に止まっている。
とりあえず席に座り、メニューを眺めていたが、私は内心期待はずれだった。友達は始終ニコニコして、心の底からフクロウカフェを楽しんでいる様だった。
店の親父に頼めば、フクロウを手に止まらせる事も出来るようだったが、私は気乗りしなかった。私はフクロウもカフェも好きなのだが、何故フクロウカフェにときめかないのか、その時は分からなかった。
今になって思えば、私は都会の片隅の小さなカフェに囲われたフクロウではなく、大自然の原野をネズミを追って悠々と舞うフクロウが見たかったのである。猛禽の魅力はやはり狩りをする姿に有るだろう。
軌道チューブ
私の身体はフワフワと頼り無く浮かびながら移動していた。正確には、宇宙空間に張り巡らされた透明な軌道チューブの中に居た。周囲を見回すと、遠くに煌めく星ぼしがちりばめられており、ぼんやりとそれを眺めていると、物凄い勢いで目の前をモビルスーツ隊が通りすぎて行く。
「そうか。戦争中なんだわ」
と興奮しながら眺め、でも実家に帰省しなければ、と宇宙ステーション目指して進んだ。
ステーションには宿泊所があり、私はそこで一泊することになっていた。宇宙ステーションに併設されている宿泊所、と聞けば皆超未来的な物を想像するだろうが、泊まってみれば四畳半一間の畳敷のひなびた和室だった。重力も発生しておらず、私は宙に浮く身体にもどかしさを感じながら押し入れから布団を引っ張り出して、寝る準備をしていた。
……という夢を昔見た。目覚めているときは無重力など感じたことも無いのに、夢の中では、プカプカ空間に浮いていた。しかし、あの宿泊所は何なのか?
宇宙時代に四畳半って。それともアレか。その時代には懐古趣味で和室が流行っているとか。でも重力装置位は付けていて欲しかったな。お茶も飲めなかった。笑
出るんだけどどうしても吸えない
相変わらず手の平からは気が出ています。でも、手の平から気を吸う感覚がどうしても掴めません。😭
多分、やり続けていたらある時フッと出来る瞬間が来るんだろうなー。いや、来てほしい!
そんなことを思いながら今日も手呼吸の練習です。昔から、身体的な事は苦手だったからな~😃
頑張ります。