kotsulisのレース編み blog

チクチクレース編みの日々。

歩いて体重を減らすには

そろそろ本気でダイエットしなければならない。腰への負担が大きすぎる。大体8キロ落としたいが、今までの経験から、ウォーキングで落ちる体重は、月に1キロ位である。

すると、8キロ落とすには8ヶ月かかる計算になる。冬の間は雪が積もって歩けないから、1~3月はお休みするとして、来年の9月一杯まで歩けば、8キロ落ちる…筈だが、さて。

春日山まで歩こう🎵


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今日はウォーキングにはちょうど良い天気。暑すぎず、寒すぎず。そんなわけで、春日山まで歩く事にした。

先ずは国道8号線を西に向かう。途中、線路の高架を登ると、山が良く見えて美しい。最初の歩き出しは、まだ身体が慣れていないため、少し脚が重い。


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およそ1.5キロ歩くと、加賀街道に出る。かつて、参勤交代が通った道だ。道路沿いに松の木が植わっている。


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加賀街道を1キロ程歩くと、春日山へ入る田舎道がある。あとはひたすらこの道を行けば良い。周囲から、秋の草の匂いがする。少し寂しいような、物悲しい匂いである。


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春日山神社に着いた。春日山の山頂までは、まだこの先山道を上らなくてはならないのだが、体力的に無理なので、今日はここまでとする。


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上越市が見える。春日山上杉謙信が城を築いた事で有名だが、登ってみると、上越市が一望でき、何故ここに城を作ったか良く分かる。

家からおよそ4キロ。登った後の達成感もあるし、ウォーキングにはもってこいのルートである。

 

 

小さな緑色の蜘蛛

海沿いのベンチに座り、blogを書いていると、木のテーブルの上に、小さな緑色の蜘蛛が居た。

何処へ行くのか知らないが、小さな脚を懸命に動かして、テーブルを横切って行く。こんな脳ミソも無いような小さな生物でも、元気に生きているんだね!と、嬉しくなる。

人間は思念が強すぎて、美しくない。自然界の生物達は、人間のようなエゴが無い分、より完璧で美しい様に思う。

 

海まで歩いていこう

今日は晴れているのに小雨が降ったりと、妙な天気である。だが、この辺りの地方では割と良く有る天気である。どっち付かずの気分を打破するために、海まで歩く事にした。


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 家を出て街道を北上し、信越本線に股がる高架を越え、直江津の商店街を横切り、坂を登れば海である。


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大体1.5キロの道のり。散歩には丁度良い。海沿いをしばらく歩くと、木のベンチが有るので、そこで休憩しながらblogを書く事にする。


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今日は少し風があるため、海もやや波立っている。良く晴れた日は佐渡ヶ島の影が見えるのだが、今日は見えない。

海岸には、犬の散歩をさせている女性がいるだけで、他は誰もいない。貸し切り状態である。独りベンチに座り、テトラポットに打ち付ける波の音を聞いていると、心が落ち着く。

人の心も、この海のように常におおらかであればどんなに良いことだろう。私がこの世から居なくなっても、変わらずこの海は波を岸へと打ち続けているのだろうな。例え人間全てが消えてしまったとしても。

海とは、要するに巨大な水溜まりである。なのに、何故にこのように人の心を引き付けるのか?かつて、私達生命は皆海から生まれたからなのか?

そんなことを考えながら海を眺める午後である。

 

 

公園でまったり周囲に溶け込むこと


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私は近くの公園でベンチに座り、煙草を吸いながら、周囲に溶け込むことが好きである。砂場で遊ぶ親子を眺めたり、植えてある木を見上げて季節を感じたり、雀が戯れているのを観察したり、読書をしたり、スマホでblogを書いたりする。

ただそれだけの事であるが、結構幸せを感じる。お金の心配さえなければ、ずっとそうしていたいくらいである。

それか、星の観察をしていたい。

 

 

 

柴犬とシャンプー 静かなる戦い

一般的に柴犬は濡れるのが嫌いだそうである。うちで飼っていた柴犬も、御多分に漏れず、濡れるのが大嫌いだった。シャンプーなどもっての他である。

そうは言っても飼っている側としては、時々洗わないわけにはいかない。洗わないと犬臭くなるし、何より不潔だ。

部屋でくつろいでいる犬に、

「今日はシャンプーしようか?」

と声をかける。すると奴はドギマギした顔をして、聞こえなかった振りをする。そして、ソロリソロリと部屋から出て行き、普段は絶対に入らない(笑)犬小屋とか自転車小屋に隠れるのだ。鎖で繋がれているのだから、何処へ逃げたって意味は無いのだが。

外にタライを置き、風呂場からホースでお湯を引いてくると、奴の心臓はバクバクし始める。お湯が満杯になったところで、奴を抱き上げると渾身の力で暴れだす。こちらも力を振り絞って、無理やりタライの中へ入れる。奴は緊張の余り身体が曲がったまま硬直している。その隙にザバーッとお湯をかけ、奴の戦意を挫くのだ。

「フィーン、フィーン。」

と、甘えたような、恐怖におののくような声を上げるが、当然無視する。全身濡れ鼠になり、シャンプー液を塗りたくられると、奴は観念したように大人しくなる。

シャンプーも終盤に差し掛かると、奴にも心の余裕が出来、そろそろ終わりだな、と様子をうかがいはじめる。こちらも油断して、もう暴れないだろう、とガードが甘くなった隙をついて奴は脱走し、泡だらけのままご近所を走り回った事もある。

泡をお湯ですすぎはじめると、気持ち良さそうな満更でも無い顔をする。そうだよ、気持ちいいでしょう?何で素直になれないかな?

すすぎ終わると奴は逃げるようにタライから飛び出て、ブルブルをする。そして居間が見える窓の前まで行き、ビシッとお座り。

「終わったぞー、早くミルクよこせ!」

と、催促する。いつもシャンプーが終わったら、ホットミルクをあげる決まりなのだ。

ミルクを飲み干すと、奴は辺り一面に身体を擦り付け、せっかく洗った身体を汚す事を忘れない。何やらどっと力が抜けるが、まあ一応シャンプーは終わった。

 

『狼と人間ーヨーロッパ文化の深層』

大学生の頃読んだ本。ヨーロッパの深層心理にいかに狼が関わってきたか、様々な伝説を元に解説する。

赤ずきん』、『ジェヴォーダンの獣』、ヨーロッパには数限りない狼にまつわるエピソードがある。本書はそんなエピソードを紹介しながら、ヨーロッパと狼の関わりを説明して行く。

ヨーロッパ人にとって、狼はただの犬科の哺乳動物では無いのである。宗教と迷信に基づいた、意味深い存在だったのだ。

 

狼と人間―ヨーロッパ文化の深層

狼と人間―ヨーロッパ文化の深層