kotsulisのレース編み blog

チクチクレース編みの日々。

美人はお好き?

父と、 「何故男は女性の見た目を重視するのか?」 について話した。 私が以前読んだ本の事を思いだし、「前に読んだ本に、美人は性格も良い人が多いけど、不細工は性格も悪いって書いてあったよ」と言うと、父は笑って「そりゃあそうさ。美人は子供の頃から…

「キャー」という奇声が出せない

子供の頃、近所に清美ちゃんという子がいた。よく一緒に遊んだのだが、ある時お人形さんごっこをして遊ぶことになった。私はお人形さんには興味はなかったのだが、清美ちゃんが好きだったので付き合う事にしたのである。リカちゃん人形をお姫様に見立てて遊…

新しい言葉を覚えるには

本などを読み、よく分からない言葉に出会ったら、面倒くさがらずに辞書で調べ、メモに残して、更にその言葉についてあれこれ考えたり、その言葉を使って文章を書いてみたりすると、ずっと覚えていられる。私の場合、ただ辞書をひくだけではすぐに忘れてしま…

今日覚えた言葉 「蹌踉 」「哄笑」「迂遠」

蹌踉(そうろう) よろめく「よろめきながら歩いた」と書くより、「蹌踉とした足取りで歩いた」と書いた方が、ちょっとハードな雰囲気を出せますねそれに、「よろめいた」だと、何故よろめいているのか良く分かりません。蹌踉だと、意識が朦朧として、とかそう…

洗濯機と集合無意識

夢の中で私はとある道場にいた。ある高名な修行僧の元、意識の訓練をするためである。道場には無数の洗濯機が並んでおり、その前に一人づつ修行者達が立っていた。聞けば洗濯機の中の水は人類の集合無意識と繋がっており、詰まり端末機の様なもので、洗濯機…

泥の中で咲く蓮

美しい蓮の花は、その美しさの下に根を張り、泥から養分を吸って咲いている。これは人間にも当てはまる事だと思う。人間界は泥沼の様なものなのである。だが一口に泥と言っても様々な泥があり、冷たく凍てついた泥もあれば、ホンワカと暖かい泥もある。美し…

全く柴犬と言う奴は

以前も書いた柴犬の話である。奴がまだ1歳位の若造だった頃。奴の特技は首輪抜けだった。その特技でもって、ちょくちょく脱走したものである。ある秋の夜中のこと。奴は寝静まる家族を尻目に首輪抜けをし、夜の町へと消えた。どこで何をしていたのかは謎であ…

転んでしまったオバサン

数日前の事だ。暑い日だった。携帯電話の調子が悪く、様子をみて貰いに携帯ショップへと歩いている途中で、喉が渇いたので飲み物を買うべくスーパーに立ち寄った。地元では一番大きなスーパーで、地域の人で賑わっている。私は食料品コーナーへ行き、無事に…

インヴェガ錠

朝起きていつものように精神科で処方された『インヴェガ錠』を飲む。これは主成分がパリペリドンという物質で、中枢神経に作用するドーパミンやセロトニンの調節をし、不安や緊張を緩和するという薬である。副作用は、食欲が増して体重が増加する位で、余り…

greensnap

『greensnap』という、花を調べるアプリをスマホにインストールしてみた。ウォーキング途中で目に留まった花の写真を撮って調べるのだ。人工知能も調べてくれるが、オンラインで皆が教えてくれる。ウォーキングしていると、途中で色んな花に出会う。自然に咲…

『“Remember”From His Countryseries1924』ニコライ・レーリッヒ

雄大なヒマラヤ山脈を背景にした、牧歌的な一枚。いつもの事だが、ニコライの絵を観ると言葉を失う。青々とした山脈が美しい。突き抜けたような清々しさがある。こんな所に住んでいたら、さぞかし心も綺麗になる事だろう。絵の中に入り込んで、そこに住んで…

空っぽの心

元々大したこともなかった私の心は、更に空っぽになってしまった。空虚であることは、耐えがたくもあるが、ある種の解放感に満たされている。それは、言葉では到底掴みきれないような、何かだ。 けれども何処までも凡人である私は、言語化しないと気が狂うの…

小説を読むもうひとつの楽しみ

私は昔から本を読むのは好きだった。単純にストーリーに没頭するのが楽しかっただけでなく、新しい言葉を覚えるのが好きだったのだ。けれども、大人になって本を読む機会が減ってからは、しばらくその楽しさを忘れていたと思う。今日は以前も読んだ山田正紀…

今日は雨

今日は朝から冷たい雨が降っている。しかし、雨という奴は、どうしてこう、無条件に人をうら寂しい気持ちにさせるのか。ただ単に水滴が空から落ちてくるだけの事ではないか。だが、砂漠地帯に住む人にとってはどうだろうか?「恵みの雨」という言葉が有るよ…

自称アーティストと言う老婆

ある暑い日の事。散歩の途中でスーパーに寄り、喫煙所で一服していると、一人の老婆が話しかけてきた。白髪混じりの頭に小柄な身体で、その見た目にそぐわない少女じみたスカートを履いていた。「私はアーティストなの」と、彼女は切り出した。聞けば、夫亡…

白い馬の記憶

幼稚園生位の頃。両親に連れられて、とある牧場に行った。牧場には牛が沢山いたが、少し離れた所に馬もいて、人参を食べさせるイベントをやっていた。私も馬に人参をやる事になり、恐る恐る白い馬に近付いた。幼い私にはその馬は見上げるほど大きくて、恐ろ…

守護天使かも知れない

20代の頃の話である。私は毎日ぼろアパートから会社に通い、イラストを描く仕事に追われていた。2、3日徹夜などは当たり前で、食事はコンビニ弁当、アパートへは寝る為だけに帰る、というキツイ生活だった。当然の事ながら、身体をしょっちゅう壊した。ある…

『ラマナ・マハルシとの対話 第3巻』ムナガーラ・ヴェンカタラーマイア 記録

インドの聖者、ラマナ・マハルシとの対話集である。何度も読み返しているのだが、ラマナの言葉の中に、「真我を見つけられないのは、貴方が自分を肉体だと思っているからだ」というような言葉が有るのだが、最初はよく分からなかった。何故なら、私は小さい…

投げキッス

ウォーキングの帰り道。信号を待っていると、一台の車が通りかかった。窓を開け放しているので、中に乗っているのが、10代後半から20代前半のとても若い男の子達だということが分かったのだが、いかにもチャラチャラした雰囲気が漂っていた。渋滞で、私の目…

雀とカラス また巣作り

以前も書いたが、家の屋根には毎年雀が巣を作りに来る。今年もそろそろ来る頃である。ところが、これも毎年の事だが、家のすぐ向かいの公園の木に、カラスも巣を作るのである。カラスはいつも雀の雛を狙っている。毎年一羽はカラスに殺られてしまう。雀の方…

攻殻機動隊のバトーさん💓

私の理想の男性像は、例えば攻殻機動隊のバトーさんみたいなタイプである。筋骨逞しい男らしいのが好みなのである。だが、バトーさんの場合、そもそもサイボーグだし、フィクションの住人だから良いのであって、実際にあんな感じの男性が居たら、なんか体臭…

松の木公園?

ウォーキング途中で休む公園がある。「松の木公園」というらしい。 成る程、確かに松の木が植えてある。ところがである。松の木はこれともう一本しかないのだ! 公園じゅう見渡しても、松の木は二本だけである。常識的に考えて、「松の木公園」というからに…

どちらが愛?

彼女を大事にしたいから、とセックスしない男と、彼女を喜ばせたいから、とセックスに勤しむ男と、どちらが愛に溢れているのだろうか?まあ、彼女次第というところだろうけれど。でも、大事にしたいからといったって、好きあっているもの同士ならいずれはす…

反動かしら?

私は可憐な少女になっていた。中年男性と一緒に病院へ向かっている。その男性は、前に会ったことがあるような、無いような、特に強い印象を持てない人だった。病院に着き、待合室に入ると看護婦さんが出て来て、どういった症状か聞いた。男が「せきとタンが…

文章を書けるということは、有難いことである

病気を患うまで、そんな事考えた事もなかったが、自分の思いを文章にして表すことが出来るということは、とても有難いことである。もし、文字を知らず、文章を書けなかったら、苦しい気持ちや切ない思いを外に向かって表現することが出来ないのだ。これは恐…

暗い話が続いたので、爽やかにウォーキング

今日は、春日山までウォーキング。何だか身体がダルいのだが、歩き始めればどうと言う事はない。いつも歩くルートだが、季節が変わるごとに、少しずつ木々や草花の姿も変わる。今は春の花が終わり、緑が段々濃くなり始めている。1キロほど歩いたところに本屋…

潔癖症では無いのだけども

私は元々ずぼらで片付けとかも苦手な方である。外出して帰宅しても、小まめに手洗い、うがいを徹底する、とかいうこともない。潔癖症とは正反対である。若い頃はそれなりに恋愛、というかセックスも好きだった。ところがである。薬の副作用なのか、単に歳の…

金も無いのに、セックスしたがる男

若い頃の話だが、写真家志望の男と付き合った事がある。せっかく慶応に入ったのに、写真がやりたくて美大に来たという。とにかく貧乏で、変わり者だった。夜、私のアパートに来ているのに、何やら興奮して他の女友達の所に行って、夜中なのにドアを蹴ったり…

感情が湧かないことの楽さと辛さ

幼少期の私の圧倒的な感情の記憶は、辛さと悲しみだった。大人になってからも、肉体的な辛さと、悲しみだった。そうこうするうちに、統合失調症と診断された。病気を患ってからか、その前からか、およそ悲しみと怒り以外の感情は無くなっていた。喜怒哀楽が…

統合失調症と食事 ルドルフ・シュタイナー

シュタイナー教育で有名なルドルフ・シュタイナーによると、統合失調症は精神の問題ではなく、幼少期の食事などで脳の神経を疎外されたなどの、物質的、肉体的な疾患との事である。統合失調症を患ったものとして、私もシュタイナーの意見に賛成である。私は…